ストリートビューとは?今さら聞けないストリートビューの仕組み
みなさんは上の画像のような変わった乗り物(?)を見たことがあるでしょうか。
これらはすべて、Googleストリートビューの撮影機材です。
日本で最も見かけることが出来るのはおそらく車のタイプでしょうが、残念なことに私は見かけたことがありません。見れたらとてもラッキーだと思います。
さて、今や都市部のほとんどでストリートビューを見れるようになっており、ストリートビューだけでプチ旅行した気分になれます。
これらのストリートビューは一体どのようにして出来るのでしょうか。
ユニークな撮影機材
最初にご覧になったとおり、Googleの撮影機材はものすごく変な形をしています。しかしこれこそが360℃のパノラマ写真を撮影できる仕組みなのです。
街中で最も見かけるのはやはり真ん中の「ストリートビュー撮影車」ですね。画像のように派手な見た目のもの以外にも、普通の車の上にカメラが付いていることもあります。それにしても油断したらどこかにぶつけそうです…。
左上の機材はよく見るとリュックみたいなものにカメラが付いています。これは車などで行けない場所を撮影するための徒歩用の機材です。グランドキャニオンはこの「トレッカー」で撮影されています。
続いて右下は「トロリー」です。同じく徒歩で撮影しますが、こちらは主に屋内の撮影に使用されます。屋内にもストリートビューがあるって知ってましたか?(インドアビュー)
右上のスノーモービルみたいなものはそのまま「スノーモービル」です。一体どこを撮影するのかというと、ゲレンデを撮影しているのです。
最後は左下の自転車です。これは「トライク」と呼ばれています。狭い路地やテーマパークの中はこのトライクで撮影されています。
ストリートビューができるまで
撮影された写真は、GPSや方位計などを元に繋ぎ合わせられ、やがて1枚の360℃写真になります。
しかもただ繋ぎ合わせるだけでなく、位置が正確でなければなりませんので、GPSや方位計などさまざまなセンサーを使用します。
繋ぎ合わせた写真は自然に見えるように特殊な画像処理が施され、3D化してやっと私達が見ているストリートビューになるのです。
実は撮影日程が公開されている
見れたらラッキーと言われているストリートビュー撮影車ですが、実はちゃんと撮影日程が組まれているのです。
日程と言っても「神奈川県横浜市、川崎市…2018年7月~9月」という大雑把なものしかわかりません。
日程はGoogleのホームページで公開されてますので、住んでいる地域に来ることがあったら探してみてはいかがでしょうか。